スポンサーリンク
たのすけ
N2文法「~(か)と思うと/~(か)と思ったら」の説明です。
スポンサーリンク
用法
接続
Vた形+(か)と思うと/(か)と思ったら
意味
- ~すると、すぐに
たのすけ
~の後、すぐに続いて次の出来事や大きな変化が起こることを表します。
例文
- 赤ちゃんは寝たかと思うと、泣き出した。
- 携帯電話のアラーム(緊急地震速報)が鳴ったかと思うと、大きい地震が来た。
- 子供は学校から帰ってきたかと思うと、いつも遊びに行ってしまう。
- 息子は勉強を始めたと思ったら、携帯電話でゲームを始めた。
- 空が光ったかと思ったら、大きい雷が鳴った。
- 突然大雨が降ったと思ったら、もう止んでしまった。
- 母は料理をしていたと思ったら、もう掃除をしていた。
- 桜は咲いたかと思ったら、もう散ってしまった。
注意事項
- 話し手の自分のことには使えない。
- 後件には、意志・依頼・否定は来ない。(例)仕事から帰ったかと思ったら、シャワーを浴びてください。×
- 後件は、少し意外性のある内容で、話し手が不思議に思って注目する様子を表す。意外な発見や驚きを表す。
- 「~かと思うと→かと思ったら→と思うと→と思ったら」の順で、硬い表現→柔らかい表現になる。
類似文型との違い
~か~ないかのうちに
- 意味は「~するのとほぼ同時に」(例)20分ジョギングをするかしないかのうちに、足が痛くなってきた。
- 前後関係が異なる。(例1)アラームが鳴るか鳴らないかのうちに、止めた。←アラームが鳴っているときに止めた。 (例2)アラームが鳴ったかと思ったら、止めた。←アラームが鳴ったあとすぐに、止めた。
【参考】~か~ないにかのうちに
~たとたん
- 意味は「~した瞬間に/~したのと同時に」(例)窓を開けたとたん、蚊が入ってきた。
- 「AたとたんB」は、Aが引き金でBが起こるという表現。
- 「~(か)と思うと」は、自分のことには使えないが、「~とたん…」は自分のことに使える。(例)立った(〇とたん ✕かと思うと)、めまいがした。(自分のことなので、「~かと思うと」は✕)
【参考】~たとたん
~やいなや
- 意味は「~するのと同時に」(例)友達は映画を見るやいなや、すぐに寝てしまった。
- 「~たとたん」と同じ意味で使える。
【参考】~やいなや
あわせて読みたい
JLPTの文法はこちらで検索できます≫JLPT文法一覧
以上、たのすけでした。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
日本語教師のまとめ記事はこちら
≫日本語教師になりたい方向けのまとめ記事
≫授業のやり方や教え方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
≫【完全保存版】日本語授業のやり方や教え方がわかるまとめ記事
≫働き方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。